劇団アンパサンド
GEKIDAN AMPERSAND
劇団アンパサンド次回公演決定!2025年4月18日(金)〜4月27日(日) @三鷹市芸術文化センター星のホール
劇団アンパサンド
「歩かなくても棒に当たる」
終演いたしました!ありがとうございました。
【作・演出】安藤奎
【出演】川上友里 安藤輪子 西出結 安藤奎 鄭亜美 永井若葉
【日時】2024年8月7日(水)~8月11日(日)
【会場】新宿シアタートップス
【スタッフ】
舞台監督:谷澤拓巳、成瀬正子 照明:山口久隆 音響:高橋真衣 音響操作:野崎爽 演出部:牛山温人 宣伝美術:宮村ヤスヲ 宣伝イラスト:安藤奎 記録写真:前澤秀登 記録撮影: ニュービデオシステム 票券:藤野沙耶(ローソンチケット) 当日運営:三國谷花 制作協力:新開麻子、後藤かおり 協力:空、MY Promotion、クレイ、シバイエンジン 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成] 記録助成:一般社団法人EPAD /文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業 主催・制作:劇団アンパサンド
【アフタートーク開催】
8月8日(木)14:00 南海キャンディーズ しずちゃん さん
8月8日(木)19:30 城山羊の会 山内ケンジ さん
8月9日(金)19:30 沖田修一 さん
8月10日(土)14:00 佐久間宣行 さん
松尾スズキ さん(大人計画)推薦コメント
アンパサンドがいい。と、知人が言うので、三鷹の駅からけっこう歩いて小さな劇場に観に行った。
しょうもない。しょうもないことをとにかく真剣にやっておる。それがおもしろいと思った。
そしてしつこい。しょうもないことを真剣にしつこくやる。
これを下手な役者がやったら大変なことになるのだが、アンパサンドのドラマツルギー? を、会得した上手な俳優がやるので、どんどんそのしつこさがほしくなる。
そのうちこの芝居に出ている俳優が、うらやましくなった。
自分には、このしつこさの世界に身を投げ出す体力が、もう、まるでないからだ。
そういう意味では、アンパサンドは、わたしにとってある種の青春なのかもしれない。
その日のうちに宮藤に連絡した。
宮藤もそっこう観に行った。自転車で。
「すごいっすね」
とのことだった。きっと宮藤だってなんらかの青春をそこに感じたに違いない。
しょうもなくて真剣でしつこくて、なんだか、甘酸っぱいのだ。
山内ケンジ さん(城山羊の会)推薦コメント
最初は、分かる人にだけわかればいいのです、こっそり好きなことをやってますんでよろしかったらどうぞみたいな人かと思っていたのだが、毎回観る度にやりたいことが鮮明になってゆき、これでいいんだ、私はこれなんだ、見て、今見て、なんか文句ある?文句あっても私はこれだから!と謳い上げ、まるで全ての保守性を批判しているかのような日本演劇界随一のダダイスト安藤奎である。
既に多くのファンがいるのだが、あなたは先日の『人吸い』を見たか?本多劇場で一回だけやった中編を。オレは観た。素晴らしかった。以前やっていた客席40席の劇場と全く変わらないクオリティでしかも、その本多劇場にはお笑い目当てのアンパサンドを全く知らない客層ばかりだったのだがこれが大ウケ。
不条理劇だとかコントだとか演技の温度が高いとか低いとかメジャーとかマイナーとかあらゆることを軽々と超越し呑み込んでしまう安藤奎。今回はついに川上友里の登場で期待が更に膨らむばかりだが、安藤奎はそういう期待すらもへららと呑み込んでやりたいことだけをやるのだ!
劇団アンパサンドとは
2016 年、 安藤奎(劇作家・演出家・俳優)が旗揚げした演劇団体。2021年、深見由真(俳優)、菅原雪(俳優)が加入。
茶の間やオフィスから始まる日常が、少しずつズレていき、いつの間にかとんでもない世界に変わってしまうという作風を特徴とし、現代社会のスケッチの技巧と展開が予想できない独自の物語性が魅力。
「それどころじゃない」(2021年)がかながわ短編演劇アワード最終審査進出。
「地上の骨」(2023年)で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。